ZEN Grafitti

「人は呪(しゅ)をつけて生きている。呪とは、思い込みや囚われ。社会的な鎧。
呪をなくしていくと、何者でもなくなる。すると、私はあなた、あなたは私という境地になる。
すべての執着がなくなるくらい、やり切ること。そうすると、自分の神性が顕わになる。」

ボクにとってのZENとは、技術を捨て去り
自分の神性を発見する行為である。

降りてきたものは全て作る。
執着を無くす。

グラフィティーは刻む行為。
語源はイタリア語のGraffito(引っ掻くこと)
作品化して外部に放出することで、自分を無くす。

神秘体験を通して、あちらの世界(常世:とこよ)を垣間見た。
それから芯からは落ちる事なく、ずっと温かい大きなものに
包まれ守られている感覚。

それは皆にとって懐かしい場所。
それを思い出させる行為。

筆録 Liz HAZE