PROFILE

Theo HAZE

Artist. Born in 1978 near the big Mt. Rokko in Kobe Japan. Under the influence of his father, he has spent much time climbing mountains every weekend. At three, a book “Heaven and Hell” was his favorites and often made a lot of small clay creatures, which usually lined up in the window.

After studying at University of Art, he began to travel around the country along with Shamisen, Japanese traditional guitar, to seek Japanese identity and feel natural spirits floating around. Shamisen, standing for shamanic drum, brought him spiritual intuition and combined strongly with invisible world and he found his original interpretation to Japanese mythology, which is his theme in his artworks and develop his interests to ancient wisdom, which are seen in every roots of bliefs worldwide.

 

Theo HAZE(テオヘイズ):現代美術家

1978年 神戸市生まれ

2001年 宝塚造形芸術大学美術学科卒業、同大学にて世界四大アーティスト(具体美術協会/アメリカMOCA認定)嶋本昭三氏に師事。

 

3歳より美術と見えない世界に興味を持ち、美大にて嶋本昭三に師事する。世界各地の聖地で三味線奉納演奏をしながら古今東西の民話伝承を紐解き、独自の解釈とインスピレーションを拠り所とした作品を発表。古代のアニミズム的観点を盛り込んだ作品が、フランスのArtist in Residenceにて評価を得る。元ソルボンヌ大学哲学科教授・ギャラリストのJean-Marc TILCKÉ氏からスカウトされ、南仏とパリにて各1ヶ月間の展示会を開催。日本の次世代を担う重要なアーティストと評され、国内外でも高い評価を受けている。

 

Theo HAZE(テオヘイズ)の作品は、多岐に渡る作風から一見奔放に放散した産物かのように見えるが、すべては彼の根幹なる思想の枝葉に過ぎない。それは、彼が20代より霊的導きにより三味線奉納演奏をしながら巡礼した際のヴィジョンや体験を元に形づくった軌跡であり、その根源を辿る冒険へ鑑賞者を誘なう仕掛けでもある。

 

アートとは限りなく奥に隠されているものを具現化する行為であるという彼の認識から生まれる作品群は、ファンタジーであり、リアルであり、私たちのすぐ隣に存在する世界を垣間見せてくれる。みな一度は見聞き・体験・思惟を巡らせたこともあろうこの世の不思議を、彼独自のアンテナで受け止め、突き詰めて、平面/立体/空間化などの形態をとってこの世界に具現化される。

 

2017年時点で彼から放出された作品群は、言うなれば、ポップ・スピリチュアルなTHEO HAZEワールドのインデックスだ。巡礼を経て、時が満ちた瞬間から産み落とす時間が惜しいほどの勢いで、一連の体験を詰め込み作品化されたものだが、これら一つのシリーズを深めて、新たに大量の作品を生み出すことが可能なほどの奥深い思想に裏打ちされたモチーフが出揃っている。

 

例えば、「鬼」「依り代」「しめ縄」「お守り」「自霊拝」など、日本古来の儀礼・慣習的なものが主にモチーフとして使われるが、根底の部分では世界古来の共通するテーマが横たわっている。アニミズム、シャーマニズム、宇宙を畏怖し愛でる人類共通の感性。人種を超え、人間には無意識の部分で何らかの超越的な存在や事象を信じる力、感じる力、繋がる力を持っている感覚を呼び起こさせる。

 

現代的な手法を用いて、神話やスピリチュアルなモチーフを彼独自の解釈で再構築した世界観は、尽きることなく、宇宙と同様に渦巻いている。古代に遡り、未来/宇宙に繋がる架け橋を彷彿させる作品群。それらを各種の表現媒体で具現化していこうとするTHEOの試みとエネルギッシュな制作意欲は比類ない。

 

日本の能舞台の松の絵や、お寺の巨大な天井画の再解釈した作品が、2018年以降 展開される予定である。能とは、超自然的なもの、つまりは「霊魂(アニマ)」を題材とした歌舞劇。能楽は2008年にユネスコの無形文化遺産に登録された。アニメーションとともに、日本が世界に誇る「霊(アニマ)」、「アニミズム」からインスパイアされたTHEO独自の世界観を、彼の2メートル近い体格を生かした融通無碍な空間術で展開していくことに期待が寄せられる。

松宿る神霊、空より降り注ぐ
synthetic polymer on canvas 390 x 194 cm 2017

 

日本が世界に誇るアニメーション(animation)は、もともとラテン語で魂・霊魂を表すアニマ(anima)に由来する言葉であり、平面上の動かない像(絵)に正気・活気を吹き込んで動かすという意である。アニミズム(animism)とは、日本の古くからの信仰、民間の伝承にみられる森羅万象に神が宿るという考えに合致したものである。アニミズム=原始宗教という見方を超え、この混迷する社会にひとつの新たな風穴を開けるものかもしれない。

Recommendation:

“The SHINTO is the deepest expression of the ancient culture of Japan, its origin dates back to the beginning of time, it is similar to the animistic religions of ancient shamanistic peoples of Siberia. HAZE invites us to the meeting of its ONI (two-horn-monster), small recurring characters in the Japanese tradition, representations of good and evil spirits, very present in B. D. in animation at MIYAZAKI, they resist time.

HAZE is an important artist in the young Japanese generation.

MAISON DU CHEVALIER-Galerie art Contemporain- Jean-Marc TILCKÉ” (ex-professor of Phirosophy and Arts at Solbonne University & owning contemporary gallery for 35 years)

 

<日本語訳>

神道は、日本の古代文化の奥深さの現れであり、その起源ははるか古代にまで遡る。それはシベリアにてシャーマニズムを信仰していた古代人たちのアニムズム的な宗教観と相通じるものである。HAZE氏は、日本の民話に繰り返し現れる「鬼」を善とも悪ともつかぬ存在として表現しており、紀元前或はミヤザキアニメの映画のような世界へと私たちを誘い、現代に疑問を投げかけている。HAZE氏は、日本のアーティストの若い担い手として、重要な役割を果たす人物の一人である。

ジャンマルク・ティルケ(ソルボンヌ大学哲学・美術教授、ギャラリスト歴40年)

 

Selected History:

  • Graduated from Takarazuka University, B.A. of Fine Art in 2001, studying under Shozo SHIMAMOTO (GUTAI).
  • 2017 Aug. Solo-exhibition at Bumpodo Gallery (Tokyo, Japan)
  • 2016 Nov. Solo-exhibition at Tsukino-hanare Gallery (Tokyo, Japan)
  • 2015 Jun.-Sep. Group-exhibition at Maison du Chevalier in Carcassonne(France)
  • 2015 Apr. Solo-exhibition at Tama salon (Tokyo, Japan)
  • 2015 Jun. Solo-exhibition at HEARtiEST (Osaka, Japan)
  • 2014 Jun. Duo-exhibition at Maison du Chevalier in Carcassonne(France)
  • 2014 Apr-May Solo-exhibition at Mister LO Gallery in Paris(France)
  • 2013 Nov. Exhibition at Art space in Aigue Vives (France)
  • 2013 Sep-Dec. Artist in residence in Puicheric (France)
  • 2013 Jun. Exhibition at Shimizu Gallery, Himeji(Japan)
  • 2013 May Exhibition at Herb Gallery, Osaka(Japan)
  • 2013 Feb. Exhibition at oniko terra, Kobe (Japan)
  • 2012 Exhibition at Cafe Angkasa, Ubud Bali (Indnesia)
  • 2011 Japan Art Center Painting Competition, selected artist
  • 2004 performance in pre-event for Venice Biennale (Italy) with Shozo SHIMAMO
  • 1999 International Modern Art Exposition (i.m.a) selected artist, exhibited at Tokyo Metropolis Art Gallery
  • 1998 AU group exhibition in Helsinki (Finland)

 

< History >

1978年 神戸市生まれ

2001年 宝塚造形芸術大学美術学科卒業、同大学にて世界四大アーティスト(アメリカMOCA認元具体美術協会)故・嶋本昭三氏に師事。

 

1998年 フィンランド ヘルシンキにてAUグループ展

1999年 国際現代美術家協会主催 i.m.a展 入選、東京都美術館にて展示

2004年 イタリア プレ ベネチア ビエンナーレにて嶋本昭三と「女拓と三味線とのコラボレーション」

2005年 愛知万博「JAXA宇宙の音楽キャンペーン」和風ミクスチャーバンド「にぎらい」にて審査員特別賞を受賞(三味線・ボーカル)

2007年 環境省・三井住友銀行主催「eco japan cup・カルチャー部門」エコバンド「ニライカナイ」にて準グランプリ受賞(作詞作曲、ギター、ボーカル)。victor博報堂共同レーベルよりコンピレーションアルバム(CD)をリリース。

2009年  1年半、自然をより知るために 京都府綾部市上林地区にて半自給自足の生活を行う。

2012年 バリ島にて展示会(@アンカサ, gallery cafe)

2013年 神戸にて個展(@Oniko Terra, gallery)

2013年 3ヶ月間 南フランスのアーティストインレジデンスに滞在し、作品制作と個展を開催。元ソルボンヌ大学哲学科教授Jean-Marc Tilcke氏に評価される。

2014年 神戸にて個展(@Oniko Terra, gallery)

2014年 4月 パリにて1ヶ月間の個展(@Mr.Lo Gallery)

6月南仏カルカッソンヌにて1ヶ月間の展示会を開催(@Maison du Chevalier 現代美術ギャラリー)地元のメディアにとりあげられ好評を博す。

2015年 4月 東京にて個展(@青山たまサロン)

2015年 6月 大阪にて個展(@梅田HEARtiEST)

2016年 6-9月 南仏にてグループ展(@Maison du Chevalier 現代美術ギャラリー)

2016年  東京にて個展(@銀座月のはなれ)

2017年  東京にて個展(@文房堂ギャラリー)